第5話「内科治療LV1」

E病院での主治医M先生が言うには
「潰瘍性大腸炎には良く効く薬があるから薬が効けば一週間で血便が止まる。たとえ効かなくても、その次に使う薬も決まっているから大丈夫。」
という事であった。
なんでも厚生省による指針らしきものが決まっているらしい。
この時点での体調は、しぶり腹をともなう1日4-5回の粘血便・微熱(7度くらい)・ほんの少し貧血度があるといった軽症だったので、とりあえず低残さ食+サラゾピリンで治療をする事になった。
  
低残さ食というのはいわゆる「消化の良い食べ物」である。
消化の悪い(繊維質の多い)食物は大腸粘膜を刺激するので良くないのだ、もちろん油っこいモノや超辛い刺激物も良くない。
よって食事は「おかゆ+さかな」など、お年寄りが好きそうなメニューとなる。
肉なんて全然出ないぞ、毎日「なんの魚か判らないカスカスの魚」が出てくるんだ。
どこから見ても渡部トオル似の僕にとってはコレは非常にツライ。
あと、なにがツライって朝ご飯が「おかゆ+味噌汁+牛乳」な状況がツライ。
(後になって乳製品も良くないらしいと知ったがE病院ではナゼか牛乳が出ていた)なんちゅうメニューだ、オカズはどーしたオカズは。
せめて「ゴハン+味噌汁」ならネコマンマにでもするのだが、おかゆではジャブジャブになっちゃうのでそうも行かない。
とりあえず小学校で習った「主食・おかず・口直しの三角たべコンビネーション」は無かったものとして一品づつやっつけて行くしかない、学校で学んだ事が全てじゃないというアリガタイ見本だ。
  
サラゾピリンの副作用
血小板減少症:止血成分が減少したため少しの出血でも止まりにくくなる。
無顆粒球症:細菌感染を防ぐ白血球内の顆粒球が減少し肺炎を起こし死に至る事も
膵炎:急性膵臓炎を起こす事がある。
その他:皮膚<斑点状丘疹・水疱、眼<結膜炎・角膜炎・虹彩毛様体炎、口<口内炎、頭痛、男性不妊症など。
リウマチ反応陰性脊椎関節炎ホームページに詳しい事が書いてあります。
http://www.asahi-net.or.jp/~kp4t-nkjm/SASP.5-ASA.htm(新しいウインドウで開きます)