第24話「手術前検査」

手術に際していくつかの検査をしなければならない。
手術ができる体かどうかを調べるのだ。
心肺機能・血液凝固・心電図・腹部エコー・コートロシン検査(血液でホルモン分泌等を検査する)・レントゲンなどがある。
あと大腸のカメラや造影があるが、僕の場合は患部を刺激したくないために検査は見送った。
「前に検査したカルテ貰っているからOK。
どのみち全部取っちゃうし」らしい…。
相変わらず外科はなんかドライだ。
カメラと造影が無ければ検査はけっこう楽勝だ。
心肺機能の検査は肺活量の検査(パイプに息を吹き込む)と心電図を取る。
血液凝固は耳に針を刺して何分で血が止まるかを計る。
個人的にはエコーがなんだか好きだ。
検査自体はゼリーを塗ったお腹をスキャナで撮るだけなのだがエコー室って暗くて狭くて機械が一杯で名前からして「潜水艦」のような感じなのでお気に入りなのだ。
ちょっとレッドオクトーバーとか沈黙の艦隊の気分♪(多分そんなの思うのはオレだけだろうが)
  
これらの手術前検査以外にも潰瘍性大腸炎患者は受けなければならない検査がある。
眼科での白内症・緑内症などの検査や、整形外科での骨量を調べる骨塩定量検査などだ。
UC患者のほとんどは目が悪くて骨粗鬆症にかかっている。
これらは潰瘍性大腸炎というよりステロイドの副作用に関係しているのだが。

あともう1つ検査があった、オペ後のストマ装具のテストだ。
ストマ(人工肛門、ストーマとも)につける便を溜める袋の土台"フランジ"が肌に合うかどうかをオペの前にテストしておかなければならない。
テストって言っても「いろんなフランジを小さく切ってお腹に丸1日張り付ける」だけだが。
人によっては肌がかぶれたりするので大事なテストではあるな。