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オペ後よくあるトラブルとしてはイレウスが1番なりやすい。
イレウスってのはいわゆる腸閉塞ってヤツだ、食べ物が腸で詰まって流れなくなってしまう。
原因はよく解らない、狭窄(腸が細くなる)しているワケではないのだが…。
イレウスには色々ジンクスがある「オペ日から3、5、7、9の奇数日がヤバイ」とか「1回イレウスを起したヤツは2回は起さない」「2回起したヤツは3回起す」などと良く解らない噂がまことしやかに囁かれている。
あと「よく歩いてたらイレウス起しにくい」と言われるが、コレは信評性があるかな?
朝10時頃、ベットでゴロゴロしているとなんとなくお腹が張って気持ち悪い様な気がしてきた。
看護婦さんに「なぁなぁKさん、なんかお腹痛い」と主張してみるが「またまたぁー」とギャグだと思われる、…見た目がコミカルだとこうゆう時かなり損だ。
「気のせい?」とも思ったしイレウスだという確証も無かったのでしばらく様子をみることにした。
が、しかし、段々気分が悪くなってくる、吐きそうだ。こりゃヤバイ。
「KさんKさん、まじでイレウスやって。ほら、便も全然出てないし」パウチを見せる。
「やぁほんまやイレウスかもなぁー、もっと早よ言うたら良かったのにー」
「いや、さっき言うたがなっ!!」ヘロヘロなのに取り敢えずツッコミだけは入れる。
イレウスを治すには、1.お腹を暖める 2.管を鼻から入れて溜まった胃液等を吸い上げて減圧(詰まった台所の流しと同じ) の2つぐらいしか無い。
しかし、鼻管となるとやっかいだ。
治るまで絶飲食に逆戻りだし、なにより鼻から管を飲み込むのが非常にツライのだ。
とりあえず蒸しタオルを何枚もお腹に乗せて温めてみることにした。
幸い軽いイレウスだったらしく、しばらくすると腸が動き始めた。
腸がゼン動してのたうっているのが解る、結構いたい。
ほどなく人工肛門から便が出始めた。
どうやらピンチは回避できたらしい、やれやれ。
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