第44話「保健所」

退院後、特定疾患受給で払い戻される病院の入院費の書類を持って保健所へと行った。
去年の末にウチの親父が登録申請を出したのだが事務手続きが年を越すという事だったので改めて足を運ぶ事になったのだ。

難病の担当課を探して事務員の人に書類や領収書などを出す。
が、しかし「特定疾患の申請書が出てないから払い戻しなどはできない」と言われた。
んん?なんかオヤジの話とぜんぜん違う。
オヤジの話では「年明けて退院してから書類持ってきてくれれば全て良いようになっている」という事だったのだが・・・
何しろ最初から僕が手続きしていた訳ではないので話が見えない。
まったくの平行線で話が進まないので一旦改めることにした。
 
帰ってオヤジに話すと「ああん?なんや役所の手続き一つようせえへんのか、しょうがないのう」
今度はオヤジが行く事になった。

オヤジの話では取り合えず
「おいっ話が違うやないか!責任者出さんかい!下っ端は話にならん!上呼べ上を!!」
とワンフロアーまる聞こえの声で話を付けたそうである。
「あんな所は大声出したらええんや、まぁオマエ若いからナメられよるからまだ無理やろけどな」
ってオヤジ談。
うちのオヤジは一応『よその人にもオヤジと呼ばれる人』ではないのだが、仕事が建設関係なので、ややこしい人やややこしいトラブルでイロイロ経験値豊富なのだ。
いわゆる「ごねかた」をよく知ってるのだ。

結局、保健所には申請書類は出てて問題は何も無く、単に下まで連絡が行ってなかったらしい。
まったくもっていやはや・・・でも勉強にはなったな(コラコラ)。

友達のガマちゃんも言ってた
「おっきい声で怒鳴ればいい、話の解る人か警察の人かどっちか出てくる」って、おいおい。。。