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オペ後退院する為には絶対に出来なければならない事が有る。
そう、それはフランジ交換。
例え小学生だろうが80歳のおじいさんだろうが一人でフランジ(ストマに装着する便を溜める袋の「土台」)の交換ができないと退院させてくれないのだ(例外はあるが)
フランジは色々あり、2ピースで袋(パウチ)が脱着式のものが一般的だ。sutoma.html
お値段は200円から1000円くらいと種類によって様々。
ちなみに保険適応外(永久人口肛門は除く)なので結構費用はバカにならない。
交換頻度は3日に1度くらいから持ちが良い人なら一週間程度、便や腸液でフランジが溶けてくる来る前に交換する必要がある。
夏場汗をかいたり下痢続きだと更に交換をマメにしないといけない。
一番値段の安い1ピース(袋と一体型100-200円位)を毎日交換する方法もある。
夏場に毎日風呂に入る場合とか便利だ。
普通、患者一人につき看護婦さん一人が担当に付き、フランジが一人で交換できるように教えてくれる。
が僕の場合担当のK西さんが異動してきて間もなく慣れていないのでナース若頭もとい主任のF部さんの二人が担当になり、さらには新任の婦長さんまで「勉強したいから見せて」ってことになった。
いやぁもうF部さんってちょっとジャイアンか和田アキ子入ってるので(面倒見が良いということです多分)ビシビシ教えて頂き、速攻で技術習得いたしました、ハイ。
っていうか最初っから自分でやってたような・・・普通はナースがやるのを何回か見て覚えてから自分一人で挑戦します。
交換手順としては
1.交換準備。新しいフランジ・パウチ・ガーゼ(ネオガーゼ)・ティッシュ・お湯・ナイロン袋・ハサミ・ストマの型紙(あらかじめストマの形・大きさを取る)を用意する
2.型紙に合わせてフランジにストマが顔を出す穴を開ける(既に穴が空いているモノも有る)
3.お腹のフランジをガーゼを使ってお湯で濡らしつつ取っていく。このときナイロン袋をズボンに挟んで口を開き、フランジや便を受け易くすると良い。
4.濡れガーゼでフランジが張り付いていた皮膚を綺麗にする。腸は勝手に動くので便がどんどん出てくるのでティッシュで拭く。
5.フランジのシールをめくってお腹に貼り付け、袋(パウチ)を付ける。漏れが無いかパウチに空気を入れて膨らませて調べる。
ざっと10分-20分くらいかかるだろうか。慣れれば5分とかからない。
朝一の腸が寝てる時に変えるのがコツだ。
K西さんがなぜか笑ってる「くっくっく・・・」
「ん?どしたん?」「だってお腹が…くっくっく…お腹が波打ってる…あはははは」
「あっあほ笑わすなー俺笑ったら腹痛いやんけ、ぐはは…お腹っお腹痛い…ぐはっしっ死ぬー」
「あっはっはっはー痛がりながら笑って、よけいお腹波打ってるぅーあっはっはっは!」
K西さんが笑わすのでフランジ交換はいつも阿鼻叫喚・・・
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