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オペ後(3期分割の1回目)のお腹

オペ後のお腹の予想図です。
モノホンの写真はちょっとエグいのでコラージュで作ってみました。まぁ大体こんな感じになります、結構そのまんまだったりしますコレ。ちなみに上の図は「3期分割手術」の1期目のオペ後です。現在は兵庫医大や横浜市民病院などでの一期で終わるオペではストマは作りません。また、傷ももっと小さくなっていて、ヘソより下の傷跡やパンツのラインに隠れる横切りで手術可能な場合もあります。(病院によってかなり違います)

ストマ ここから便が出てきます。(「ウメボシのシワ」状の出口から出てくる)小腸のはしっこが出ているだけでマジにウメボシにしか見えません。あと、小腸には痛点が無いので触っても全然痛くありません。お風呂にもこのまま入れます。この周りに装具(*フランジ)をくっつけます。不随意の器官なので自分の意思に関係無く「うにょうにょ」動きます。時として「ピーちゃん」などと名前を付けてかわいがる人もいます。(よくゲリピーを起こすのでピーちゃんらしい)
粘液ろう ストマが小腸のはしっこなら、粘液ろうは直腸のはしっこになります。直腸につながっているのでココからステロネマをツッ込んだりします。3期分割の場合、2期が済むと無くなります。(2期分割では始めから無い)粘液がここから出て来たりするので通常ガーゼなどを当てておきます。ストマと同じでやっぱり痛くも何ともないです。
傷跡 結構大きく残ります。女性は結構気になるんじゃないでしょうか。外科では傷跡のケロイドを取ってくれませんが整形外科ではキレイにケロイドを取る事ができるそうです(ただし特定疾患は効きません)。ステロイドの副作用でキズが付きにくかったり、傷口が開いたりします。
最近はヘソから下で切ったり、ヘソの下を横に切って目立ち難くする術式をやっている病院もあります。

*フランジ  
プロケア社の物です。固い凸面のタイプで、左右にゴムベルトを付けられる穴が付いています。裏側が粘着になっていて、ストマの周りにくっつけます。これがパウチ(ふくろ)の土台となります。さまざまなタイプがありストマの形・大きさ・お腹の出具合・肌との相性等で自分に合ったものを選びます。コレはすでに中央にストマ用の穴が開いていますが、自分でストマの形にあわせて穴をハサミで開けるタイプのものもあります。         

フランジとパウチ(ビニールの袋)を付けるとこんな感じになります。ウチは一番下の部分をパッキンで止めてあり、溜まった便はここから出します。あんまり溜めると引っぱられて重いです、またガスが溜まるとパンパンに膨らみます。 

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